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2007年07月10日

●第1097話 『剛刀雖利 不斬無罪』

 『剛刀雖利 不斬無罪』は、「ごうとう としと いえども つみなきを きらず」と読み、正法眼蔵や五燈会元十七巻の寶峰克文禪師の文中に散見される句は、意訳すれば、強いものは弱いものを責めないと受け止めたり、能力の有る者は、その能力の使うべき道を知っているとなる。
 最近、能力は高いが“その能力”の“使い道”を誤っていると思われる者が多い。問題は“使い方”ではなく“使い道”なのである。皆は、無意識に使っているだろうが“使い方”と“使い道”は違う事は十分に理解しているだろう。例えば犯人と警官がピストルを持ち、共に“使い方”は知っていても“使い道”は異なるのである。だが、より本質に近づけば、更なる“使い道”が見えてくる。使い方は水平方向に広がり、使い道は垂直方向に深まる。拙僧は『剛刀雖利 不斬無罪』を文字通りではなく、「己の力を知って活かせ」と読み取る。
 ところで、諸君は“己の力”を知っているか?、そして“その力”は一人で発揮できるものか?
本日の禅会では、それに対する答えと出会うように坐りなさい。
 蛇足だが、数日内に大きなニュースを流す。
 一日一生 慧智(070710)
『願わくは、この功徳を以って普く一切に及ぼし、我らと衆生と皆ともに仏道を成ぜんことを』
★宣言 衆生無辺誓願度 煩悩無盡誓願断 法門無量誓願学 仏道無上誓願成

投稿者 echi : 2007年07月10日 19:36

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