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2007年07月04日

●第1094話 『乾坤独歩(けんこんどっぽ)』

 拙僧は、この四言を座右の銘としている。勿論、平等共生が此の世の真理ゆえ、意識的に何かを避けることは無い。意味は意識的相対的な評価をせずに“大道”に随って生きるということである。つまり、一日一生、何事にも振り回されず、堂々と前を向いてキョロキョロすることなく一歩一歩を道場として、揺るがざる目的に向かい目標に対しては柔軟に対応して生きることである。文字通りであるなら『天地を一人で歩む』であるが、如何なる生命も共生が真理。相互に補完しあってこそ無欠完全なのである。『来る者拒まず、去る者追わず』も同根。『無事是貴人』『日々是好日』・・・、皆同根、同心。これを在家的に言えば、福祉政策の基本理念と同じ。『自立を推進するために支援助成を行なう』ということ。その為には、少なくとも己は自立自律し余裕を持って独歩していなければならないだろう。更に言えば『大人の心』である。相互依存と相互支援では天地の差、乾坤の差異がある。勿論“補完”なくして無欠完全は無いし、生物は自己完結できない存在(現象)故に、個体には相対的表現になるが“強み・弱み”がある。しかし、強みは長所、弱みは欠点ではない。それは“個性”である。それを知っていれば差別や区別は無い。
なお、以下に示すが、この四言は衆智の通り無門慧開和尚の『無門関』の序の結びの一句である。
 『大道無門・千差有路・透得此関・乾坤独歩』。正しく人間完成へ道に入る標語であろう。
 一日一生 慧智(070704)
『願わくは、この功徳を以って普く一切に及ぼし、我らと衆生と皆ともに、仏道を成ぜんことを』
★宣言 衆生無辺誓願度 煩悩無盡誓願断 法門無量誓願学 仏道無上誓願成

投稿者 echi : 2007年07月04日 10:39

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