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2005年05月24日

野狐禅和尚の辻説法『“仏”とは何ですか、という問いに応えて』 №762

 新参から、昨日の夜、悩んだらしく、朝っぱらから携帯電話に、「和尚、仏とは何でしょう」という質問を受けたので、お応えします。
『非心非佛(ひしんひぶつ)』という表現があります。これは『即心即佛』、活人禅でいう『即心菩薩』に近い表現ですが、『非心非佛』の逆説的な表現で、「仏とは一体何か」と言う問いに対し、禅僧が『非心非佛・即心即佛』と応えました。この応えは、禅を極めないとチンプンカンプンでしょう。『AはAでない故にAと言われている』という“即非”の論理から答で、我々が日常的に親しんでいる弁証法に代表される二元論理では解読不能であり、『無』を理解していないと解らないかもしれません。頭で応えるよな「仏とは意味」に対し「無」と応えれば、「無がある」ということになります。だからと言って“固有の存在”では無いはずなので、「有「であるはずはない。もし、本気で「仏」を理解し、仏になろうとするから、大死一番、解るまで坐り切る覚悟で、禅会に参加し続けてください。なお、山に来るときは“頭”は家に置いて、体は道中に置いて、『心』だけで来て下さい。そして、来られたら、「如何なるか心」と問いますので、“その心”を見せてください。見せる事が出来たら、“その心”を『仏』と名付けてあげます。
慧智(050524)

投稿者 echi : 2005年05月24日 02:18

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