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2005年04月08日

野狐禅和尚の辻説法『色即是空、空即是色』』№722

 宮本武蔵の師匠として、漬物の代名詞として著名な禅宗在野の『沢庵和尚』の言葉に「仏は法を売り、祖師は仏を売り、末世の僧は祖師を売る。汝は五尺の身を売って、一切衆生の煩悩を安んず。色即是空、空即是色。柳は緑、花は紅。水の面に 夜な夜な月は通えども 心も留めず影も残さず。」というのがあります。
正に、融通無碍、自由奔放の禅風を感じますね。何とは無くなら沢庵和尚の心境、境遇を理解出来るでしょうが、さて、“意味は”となると、なかなかです。
解釈:森羅万象は、須らく永遠に続く実体は無い。それを諸行無常という。しかし、眼前に現象している。勿論、現象は“瞬間(刹那)”の“態”であり、一時として不変ではない。即ち『色即是空』なのだ。それが解れば、“瞬間こそが唯一の実体”であることが解るはず。つまり現象、瞬間こそが真実とも言えるので『空即是色』である。
言い換えれば、関東以西では今日が花見の最盛期であろうから、自分が花に成り切って花見をしてみると良い。それで初めて“花に学べる”のである。くれぐれも“飲んだくれて花見をするなよ”と言っておきます。まあ、無意識が“それ”を知っているからこそ、その“不安”から逃れる為に、徒党を組んで酒に溺れるのだろう。煩悩即菩提とはいえ、酔って悪さだけはするなよ。そして明日は禅会だぞ。二日酔いで来るなよ。
『不許葷辛酒肉入山門』
慧智(050408)

投稿者 echi : 2005年04月08日 16:30

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