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2005年04月03日
野狐禅和尚の辻説法『澗水松風悉説法』№718
「澗水松風は悉く説法」と読む、禅語には稀なストレートな表現である。この句は“読んで字の如し”で、谷を流れる水音、松を揺らして発せさせる風の音は須らく仏(真理)の声というもの。森羅万象は全て仏(真理)の投影に他ならない。言い換えれば、山川草木、森羅万象は“仏性”そのものであり、皆、己そのものであり師なのである。つまり、我々は、仏性の部分であり全体なのである。この自覚に立脚すれば『澗水松風悉説法』に他ならない。
『観音』とは、“音に本質を観る”ことに他ならない。言葉を慎み、目の前の事実、現象の声無き声、音無き音をしっかりと聞くことが悟りへの道。正に、大自然との対話である。
本日のネット禅会では“線香の燃える音、灰が落ちる音”を聞いてみよう。
慧智(050403)
投稿者 echi : 2005年04月03日 16:32