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2005年03月27日

野狐禅和尚の辻説法『春来草自生』№710

 『春来草自生』は、「春来たらば、草、自ずから生ず」と読む。森羅万象は“時節因縁”に応じて変化するのみ。春が来れば、草は自然と萌え出る。
昨日から“作務三昧”。甘夏の収穫を行った。果樹園は菜の花が咲き乱れ、たわわに実をつけた甘夏の樹が500本、1本におよそ100個が実る。5万個の収穫は一日では不可能だが、始めなければ終わらない。作務の合間には、山作務。倒木を片付け、石拾い。今年の秋には、参禅者が気持ちよく作務が出来るよう露天風呂ができるだろう。職人さんに聞くと、かなりの温泉が出るそうだ。楽しみである。多少、弱っている体も、実りに接し、春の色を目にして、“春来”に接すると、心なしか元気が湧く。自然は素晴らしい。小休止では、竹の子が顔を出している竹林で火を起こし茶を頂いた。足下には蕗の塔が、蓬が、・・・。大地にゴロりと横になる。青い空。白い雲。蝶も飛びだした。風も心地よい。正に“春”一色。『万法は森羅万象の全てであり、時が来れば“旬”を迎える。差別なく分別なく“自然(自ずから然かるようにある)』”。
慧智(050327)

投稿者 echi : 2005年03月27日 16:43

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